new ≪ 119 ≫ old

鬼の


やがて燃え果てる その時が

どうか、安らかでありますように


「TINAMI」で開催されていたこちらのイラコン用に
描いた、鬼灯(ホオズキ)モチーフの僧侶さん。
配色とか杖の角度とか、細かい所であーでもない
こーでもないと考えてたら、気付けば完成までに
一ヶ月以上掛かってただなんて まさか そんな。
(1キャラ一枚絵では最長記録じゃなかろうか…)


鬼灯と聞くと、どうしても「和」のイメージが浮かび
がちですが、今回『キャラクターデザイン』の教本
という事で、敢えて洋風にこだわってみました。

その代わり(?)、タイトルを含む冒頭の文章が、
実は短歌っぽくなってる(字余りだけど…)部分に
今回唯一の「和」要素をこっそり込めてたりします。
短歌って、祈りの言葉に通じるものがあるよね。


あと、僧侶さんの目の下の「泣きボクロ」の存在
に気付いた人は、きっと安らかになれます。(何)


よーく 見ると このへんに あるよ


※ちょっと大きいサイズは「TINAMI」にて(別窓)



線画・着色:2016.05.10 [CLIP STUDIO PAINT]


= 「マール社 ファンタジーキャラ・イラストコンテスト」 応募作品 =




デザイン図解。(クリックで詳細表示) こんな事を考えつつ描いてました。
コンテスト自体は駄目だったけど、キャラメイクの参考になればと思いまして。


この子の名前は特に決めてないんですが、(描いてる時は「鬼灯僧侶」と呼んでた)
そのまま「鬼ノ灯(おにのひ)」でも良いかな、と思ってます。超和風!